2025年3月7日放送のNHKテレビ番組の「あさイチ」絵本作家 鈴木のりたけさんインタビューが素敵だったので文字に起こしてまとめました。大ピンチずかんや仕事場シリーズが大ヒットしています。新幹線運転の経験もある独自のキャリアや育児までとても自由に語られていたのが印象的でした。
鈴木のりたけさん 大ピンチずかん、しごとばシリーズで人気の絵本作家
2025年3月7日のNHKあさイチ プレミアムトークです。鈴木のりたけさん、人気の絵本作家ですが、大ピンチずかん、売れに売れています。188万部超え。絵本を積み重ねると富士山5つ分です。「しごとばシリーズ」も発行部数を積み重ねていくとスカイツリー6つ分です。
絵本屋さん大賞受賞 児童書ランキングで1位
大人気絵本作家の鈴木のりたけさん、第17回moe絵本屋さん大賞2024を受賞しました。児童書ランキングで1位を獲得していて、今一番注目の絵本作家です。
細かい書き込みにこだわり
「しごとばシリーズ」では、例えば料理研究家を描いたページを見ても、かなり緻密なんですね。オーストラの団員さんも細かく書いています。プロサッカー選手も。しかし、遊び心もあります。隠れたところに忍者ロビー君がいたり、よく見るとペンギンが描かれていたりします。
鈴木のりたけさんの仕事場、アトリエも大公開
今回は鈴木のりたけさんの仕事場、アトリエも大公開。仕事場が楽しそうなんですよ!書いてると手の横のところが真っ黒になります。アイデア帳もぎっしりと書いてあります。これが34冊目だということです。様々な小さなフィギュアも気に入ってます。
型破りな経歴
まず、経歴は型破り。あと一歩でテレビ局のアナウンサーになるところでした。入社したのはJR東海で、新幹線の運転手も経験されたそうです。こうした経歴を経て絵本作家になりました。
子育てもユニーク
また、3人の父でもあります。子育てもユニークだそうです。「決められた遊び方で遊ぶよりも、ちょっと工夫して楽しく遊ぶことが重要ではないか」と考えています。子供心は忘れていませんね。
大ピンチずかん
絵本作家の鈴木則武さんです。大人も子供も楽しめる絵本です。「ケチャップマン」「食べ物」「僕のお風呂」「とんでもない」など、様々な絵本があります。そして、大人気なのが「大ピンチずかん」です。子供の日常の中にある日々の大ピンチを描いた絵本です。便座を開けたまま座ってしまった、あるあるですよね。「先生にお母さんと言ってしまった」。大ピンチレベルが書いてあります。恥ずかしいのが高いですね。感情のレベル、ドキドキ、辛い、不安、気持ち悪い、イライラなどがあります。また、乗り越え方を書いてあるページもあるそうです。
洗濯機の後ろに靴下が落ちた。洗濯機をずらすと何が出てくるかっていうのも、結構見たくないのがいろいろありますよね。「ハエが自分にばかり止まる」というのもありますね。大人も共感できるポイントが多いのがいいですよね。
企画の発端
企画の発端は、自分たちの子供たちが成長していくのを見たり、自分の子供時代のことを思い出したりして考えたそうです。表紙も、自宅の次男の失敗を見て。牛乳をこぼしてあげられない状態だったのを見たそうです。大人は「あっ」て色々手を出しがちですが、フリーズしてしまっていたようなので、それをティッシュで吸い取ろうとしてたところまで含めて見て「そんなんじゃできないだろう」と思いながらも見守っていたそうです。
大ピンチずかん3が発売
2025年4月に「大ピンチずかん3」が発売されます。この日は1枚だけ先行で見せてくれました。さようならのお辞儀でランドセルの中身が全部頭の上を超えて、どさどさっと出てしまいました。うっかりメーターがマックスです。大ピンチレベル59。今回は進化して自分のうっかり度合いを示せる「うっかりメーター」がつきました。「自分のうっかりのせいだと思えば、自分が気をつければまた乗り越えられるんではないか」という切り口を与えて乗り越えられるようになってほしいということです。
鈴木のりたけさんの制作の現場 アトリエ公開
そんな鈴木のりたけさんの制作の現場、どのようになってるんでしょうか。アトリエです。大きな机が2個ありますが、机に挟まれてパソコンの前で書いて、イーゼルでも書いて、反対側でも書くようになっています。
アクリル絵の具で手書き
画版を立てて下に向きにならないようにしています。2つのイーゼルを使っています。1つでは小さすぎるということです。自分でボルトでつなぎ止めています。梱包材の一部を使って色々物を受けるようにしています。かなりDIYで工夫されるのもお好きなようですね。
せっかちなので、1回塗った絵の具をドライヤーで乾かす
ウェットパレットは下に水を含ませると絵の具が乾かないで、アクリル絵の具で書いていきます。グラデーションが綺麗につくように、乾きにくくする液体を入れています。しかし、せっかちなので、1回塗った絵の具をドライヤーで乾かしています。書いてあるところに重ねて塗ると、厚塗りしないと下が透けてきてしまいます。
ノリタケさんのアイデア帳
次は、ノリタケさんのアイデア帳34冊目。1冊目は「カンカンみかんの警察官」。色々言葉も多いですね。言葉遊びのようなものも多いですね。最初の大ピンチの着想、「ピンチが人を育てることもある」といったことを書いてあります。iCloudには、メモでワンセンテンスで書いてあります。写真で撮ったりすることもいろいろあるようです。
仕事以外のお気に入りのものを置く
そして、あえて仕事以外のお気に入りのものも置いてあります。楽器も置いてありますね。恐竜にも半年ぐらいかけて色々な色を塗っている途中のものもいっぱいあるということです。これが気分転換になるそうですね。鹿の骨の頭は本物です。平面なので立体感が欲しかったようです。デジタルに移行したいなといろいろトライされてるそうですが、やはりまだこのアクリル絵の具で手書きが一番早いということです。
絵の具を使い始めたのは社会人になってから
小学校の時には少年ジャンプ全盛時代だったので色々な絵を書いていたのですが、社会に出てから絵の具を使い始めました。子供心に行けてるなと思っていましたが、これで食べていくということは全く考えていませんでした。
ヨシタケシンスケさんが語る鈴木のりたけ
ノリタケさんってこんな人というイラストを、人気絵本作家のヨシタケシンスケさんが書いてくださいました。いろんな作戦を練りたけ、絵の具を塗りたて、お酒も飲みかけ、ボールを切りたけ、バンドもやりかけ、お尻を知りたけ、サービス精神ありったけ、空を飛ぶのは無理だけということで、こういった一つの絵の中に1人の人物を描いてしまう力というのは、やはり絵本作家・イラストレーターとしての鈴木のりたけさんの素晴らしいところですね。鈴木のりたけさんのことが大好きだそうです。
暖かみのある可愛い絵で人気のヨシタケシンスケさん
暖かみのある可愛い絵で人気のヨシタケシンスケさんですが、絵本作家としてデビューする前から鈴木のりたけさんに思いがありました。11年前、本作家になる前に「いち鈴木のりたけファン」でした。自分も作家になるなんてその時点では思っていないので「鈴木のりたけという人の絵本は悪くないよね」と上から目線で言っていたそうです。
情報量が多くてもたくさんのイラストや文字があるのに大事なところだけ目に入ってくる
「仕事場シリーズ」は他の本もそうですが、情報量が多いですよね。読むところ、見るところがたくさんあって、ただ普通に情報量を増やすと読みづらくなるはずなんですが、それがしっかりデザインされていて、たくさんのイラストや文字があるのに大事なところだけ目に入ってくるというのは、なかなかできることではありません。
鈴木のりたけさんの「僕のお風呂」という絵本に衝撃を受けた
鈴木のりたけさんの「僕のお風呂」という絵本に衝撃を受けました。これを本屋で見た時に「絵本を書くのやめよう」と思いました。自分が絵本で書きたいと思っていたものが全部その一冊に入っていました。ネタが溢れていて、本当に隅々まで出し惜しみせずやられていました。「鈴木のりたけさんは僕の私の師匠の一人です」とヨシタケさん。「鈴木のりたけさんがいなかったら、今のようになっていなかった」とも語ってくれました。
鈴木のりたけさんの人柄について
鈴木のりたけさんの人柄についても語ってくれました。「世の中、人のことが好きというのが、話していて会うたびに分かります。表裏のなさ、嘘をついて生きていないという風に感じて、眩しい」とのことです。「最終的にはその人柄が本を作っているはずなので、鈴木のりたけさんの人柄はすごいな」と考えています。2年ぐらい前、子供の運動会に行ったら「大ピンチ時間、大好きです」と言われて「ありがとう」と言っておいたそうです。名前が似ているのでよく間違えられるそうです。「根が暗い方がヨシタケです」と説明しているそうですよ。
絵本作家になる前からのお二人のつながり
同じ時代に、テレビで取り上げられるような絵本作家さんが何人も出るというのも、なかなかないことですよね。ヨシタケシンスケさんは美術造形をしていて、鈴木のりたけさんも絵本作家になる前にイラストレーターをしていた時、一緒にお仕事をされたことがあるそうなんです。すごいですね、そんな繋がりがあるんですね。
鈴木のりたけさんによると、同じものを見ていても、鈴木さんは真正面から行きますが、ヨシタケさんは違う視点で捉えているところが素晴らしいということです。
鈴木のりたけさんの仕事場シリーズの裏側
鈴木のりたけさんの仕事場シリーズ。今まで20以上の仕事場を書いてきました。恐竜学者、すごい書き込みですね。国立科学博物館に行って館長の真鍋さんに自ら案内してもらいました。恐竜の骨の数が間違ってるとクレームが来たりするので、これもしっかりと正確に書くのも大変だったそうです。ただ、自分でも遊びながらやっています。隠し絵でよく見るとペンギンが描かれています。忍者もいますので探してみてくださいね。肩甲骨の近くにいますよ。プレパレーターの方の描かれていますが、これの名札のところにダイナソーと書いてあるのも面白いですね。実際には1枚の絵で見えるような場所にはありませんが、これを1枚の絵で表現しているという画面構成はすごいですよね。こうした絵がどのように描かれているんでしょうか。
カメラ、スケッチブック、ペンで詳しく取材
取材に行く時には1つの取材で200枚以上撮影するカメラ、スケッチブック、ペン、これだけです。ペンを持ちながら片手で写真撮影をしながら、ずっとメモっていきます。これまでの仕事まで特に苦戦したのが医師です。手術室の映像です。ひとしきり行った後、手術室に行ったらわんさか動画が出てきて、どれがどれだかというのをメモっていきました。ちょっとした刃先の違い、とがっているとかで全部名前が違うので非常に困ったそうです。
プロの道具に興味がある
プロの道具にとっても興味があるそうです。滅菌ガウンもお持ちです。専用のプロの道具を目にしたりするので、「それどこに売ってるんですか」と毎回聞いてしまいます。恐竜学者の7つ道具を聞いたら、「ノギスをよく使うかな」と言われました。化石などを再度正確に測るための道具です。大工さんも思っていますが、円の内径なども正確に測れますし、外径も測れるし、深さも計れます。すごく万能な計測機器なんですよね。これをネットでついつい購入してしまいました。
また、大工さんの取材で昔ながらの職人肌の大工さんだったそうで、「書き板」というものを現場において使っていました。設計図です。柱にも全部名前がついています。「いろはにほへと、かっこいいですね」と言ってもらってきたようです。額に飾って美術館とこに置いたらいいのではないかということです。
ラフの絵はかなり小さめA4サイズで構図を考える
鉛筆で書いたラフの絵はかなり小さめです。A4ぐらいの紙に書いてるんですね。さすがに右手の横のところが真っ黒になります。ぎっしりと書き込まれています。A4の紙だそうです。小さく書いた方がアングルなどが見やすいです。大きい絵を描くのはバランスが難しいです。これぐらいのA4ぐらいの大きさなら全部視界がに収まるので、広角でいろんなものが目に飛び込んでくるような構造を考えることができます。
絵本のキモとなる部分なので、取材してきたものをどうやってパズルのように入れ込んでいくかを楽しい部分でもありますが、頭を悩ませます。やはり分かりやすく見せることはとても考えているそうです。
手仕事だと自分がやってるようなダイナミズムを感じることができる
豆腐職人というのもかなりマニアックですね。1画面で大豆をにて、豆腐ができるまでを見て回れるようにしています。実際の仕事場はもうものすごく完成していて素敵だったそうです。職人さんがお好きなようです。手仕事だと分かりやすいので、自分がやってるようなダイナミズムを感じることができます。1回そこに見習いで就職させてもらっているんじゃないかというぐらい細かく書き込まれています。ただ取材して書いてるのではなく、いろんな愛が詰まってますよね。
職業図鑑にはしたくない
読んでる人には、どういうことを伝えたいんでしょうか。職業図鑑にはしたくない。世の中、いろんなものに興味を持ってほしいということです。仕事探しを「こういう就職をしたい」ということではなく、「これ何?これ何?」と興味を持ってもらって好奇心に火をつける役割が果たせればということです。
仕事への道
取材中のエピソードを「仕事への道」という本にまとめました。かなり分厚いです。
仕事に着くまでどんな人生を送ってきたのかというところも、漫画のようにして描かれています。仕事場でいろんな方に取材して「どうしてこの職業をついたんですか」ということを聞いて、この人だからこういう仕事の仕方になってるのかと。やはり個人に理由があることがあって、その人にだんだん興味が湧いてきます。学生時代どうなったのか、子供時代はどうだったのかということも書きたくなってしまって、この本になりました。
自分が子供の頃にこういう本を読んでたら良かったな、と思いました。やはり偉人伝、昔の人、エジソンとか、やっぱりあまり特殊な人だと参考にならなかったりしますよね。みんなどうやって仕事というものを選んで前に進んで行って、今仕事をしてどうなのかということを感じて欲しいということです。将来どうなるのか全然わからないまま進路を決めてますよね。色々小さい頃にこういうのを読んでおくといいですよね。
しごとへの道 2 獣医師 オーケストラ団員 地域おこし協力隊 / 鈴木のりたけ 【本】 |
皆さん、オンリーワンの人生です。いろんな発見があります。色々迷って、「やめようか」「捨てきれない」と様々な葛藤があったりしています。
鈴木のりたけさんの育児法
プライベートでは小学生から高校生までの3人のお子さんのお父さんでもあります。どんな育児をしてるんでしょうか。動物のフィギュアを使って遊んでいます。
決められた遊び方で遊ぶよりも、あるもので楽しく遊びたい
決められた遊び方で遊ぶよりも、あるもので楽しく遊びたいということです。動物を積み上げて崩した人が負け、なんていうのも、想像力を様々に働かせるもので面白いですよね。変な積み重ね方やぶら下がり方になるだけでも新しい想像力をかき立たせます。普通の積み木だったら、そういうことにはなりませんよね。動物の形をしてるから、想像が次に飛躍するきっかけになります。そういう遊びがいいと考えています。
変わった形の積み木「森コウモリ」を子供たちと作る
さらに発展していたのは、変わった形の積み木です。これを自分で作ろうと言って作り出しました。正月、暇だからと言って買ってきたのが卓上の丸ノコです。切った木を子供たちとヤスリがけをして、組み合わせて色を塗って、コウモリの形にしました。「森コウモリ」という遊びだそうです。様々な形で組み立てることができるんですね。「いくらぐらいで売れるかな」ということを考えながらやっていました。
新聞川柳
やりたいことがあると、それをやるには何をするかという手段を増やしていって、それがまさに学びにつながっていくと考えています。さらに、今大いに盛り上がってる遊びが、新聞の文字を使って千里を作る「新聞川柳」です。子供たちが興味を示さないので、それで遊びたいな、と思って考えました。「チクチクしない取り組み」「グランプリできないってどういうことを」など、筋肉の衰えなど、予想外の言葉がくっつき合うことで予想外のアイデアが出てきます。笑って楽しんでいるそうです。広告なんかは楽しいですよね。
最高の学びの機会で想像力を育てる
お子さんたちも夢中で楽しんでできますよね。小さいお子さんは「漢字、これなんて読むの?」って聞いてきたりして、漢字の勉強にもなります。言葉を覚えるということもありますが、様々な想像力をかきたたせますね。しかも、そんなにお金もかかりません。戻りつつしやすくて可能性がいっぱいあります。
お子さんたちはフリースクールに通学
お子さんたちはフリースクールに行ってます。長女が「学校に行かない」と言い出したら、家族全員「じゃあ俺も行かない」と言いました。「行かないでいいんだ」という風になりました。鈴木さんは子供の頃は無遅刻の健康優良児だったので複雑でした。でも小学生ぐらいでそれぐらいそういった気持ちをしっかりと出せるというのはいいことですよね。そして、それをずっと暗くしてるのは嫌だったので、2年ぐらいで「もう行かない」と決めようという風にしました。子供たちも色々調べていろんなフリースクールのイベントに行って、いろんな弾ける出会いがあり、「こういう育て方もあるんだな」と気づくきっかけになったということです。
食事の後に1時間お子さんと過ごす
食事の後に1時間お子さんと過ごす時間を持っているそうです。「なんかゲームをやろう」というと付き合わされます。そういうところから絵本のネタが生まれたりするので貴重な時間で、実際楽しんでます。9時頃までは普通にボードゲームをやったりしてますが、夜はテレビゲームをやらずにお子さん達と時間を過ごしています。
絵本は昼間でガッとやって、それ以外のことも楽しみたいと考えています。あんまりずるずるやっていてもいい絵本にならないのではないかと考えています。まあ、そこは人それぞれですよね。
子育てで大事にしているのは「待つ」lこと
親がずっと書いてるので、お子さんも絵を描く遊びをしたりしています。子育てで大事にしていることは「待つ」ということです。忍耐です。大ピンチ図鑑もすぐには「あと拭きなさい」というのではなく、ちょっと待つことで解決につながることがあったりします。いろいろ先読みして注意したりすることで子供が学ぶ場面を蓋してしまうということだったりするので、「やってみよう」と言って失敗させて、そして待ってみるということです。
すごくポジティブな考え方なので、大人も勉強になりますよね。
東京スカイツリー大解剖図
しごとば 東京スカイツリー 東京スカイツリー公認本 (しごとばシリーズ 4 4) [ 鈴木 のりたけ ] |
取材に3年の時間をかけた東京スカイツリー大解剖図です。基礎工事をやってる3年半ぐらいから取材を重ねて行きました。東武スカイツリー株式会社と絵本会社の人は先に話をしていたようです。「それはいいですな」と言ってしまったら引くに引けず、やることになってしまいました。上の展望室に上がった時は、まだガラスがない時でした。
もうとにかく、ずっと見てられますよね。これは細かい。すごいですね。そして、背景の街並みもすごいです。ちょっとしたトリビアも書き込まれています。
鈴木のりたけさんの仕事への道
アナウンサーに
鈴木のりたけさんの仕事への道ですが、22歳でもう一歩でアナウンサーになるところでした。カメラテストまで行きましたが、最終試験のちょっと前ぐらいです。思い出したくないぐらいグダグダだったそうです。社会学部だったので、新聞社やテレビ局などを受けていました。
JR東海に入社 新幹線の運転を経験
そして、23歳でJR東海に入社して、新入社員研修の総仕上げで新幹線運転士の研修がありました。運転免許も持ってるそうですよ。就職氷河期だったので、大変な倍率でした。
グラフィックデザイナーに転身
しかし、26歳でグラフィックデザイナーに転身します。「いい会社、有名な所に」というので入ってきたものの、2年弱ぐらいでやめてしまいました。自分で何か生み出すような仕事が向いているんではないかと悩んでしまいました。自分自身は、総合職事務系で営業職や財務などに配置されていました。この時、サブカル系の雑誌が流行っていたので、こういう雑誌を作って創刊したいと思いました。勝手に一人雑誌を作って活動をし始めました。